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巨大ワニの水槽に潜入、スリル満点「死の檻」体験 ダーウィンのワニ・爬虫類動物園はすごかった

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  • 柳沢 有紀夫 海外書き人クラブ主宰 オーストラリア在住国際比較文化ジャーナリスト
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すぐに水槽内にいる2頭のワニのうちオスである1頭が近づいてくる。体長5メートル超。ちなみにその水槽にいるもう1頭はつがいのメスだ。メスは体長が2~3メートルでオスの半分ほどにしかならない。それでも大きいが、オスほどの威圧感はない。

間近で見る巨大ワニの迫力は半端なくすごかった(写真:Kate Hudspith撮影)

「ワニはものすごく縄張り意識が強い動物なので、つがいとはいえ同じ水槽で複数飼うことは珍しいんです。でも、この2頭は30年もいっしょにいるんです」。飼育員との会話を思い出した。

同じ水槽ならオスがメスを食う

「でも夫婦なんですよね? だったら縄張りも何もないでしょうに」

日本では家庭内離婚という言葉もあるがと考えながら、聞いてみた。すると飼育員はこう言う。

「普通、同じ水槽で飼ったらワニは奥さんでも食べちゃうんです」

絶句した。カマキリのメスが交尾の後にオスを食べる話は聞いたことがあるが、爬虫類でもそういうことがあるなんて……。

「そして別の奥さんを見つけます」

飼育員はさらっと言ってのけた。

「死の檻」に入る前の様子。飼育員は平然とアトラクションについて説明するが、結構怖い話が多い(写真:筆者撮影)

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