20年で9630万貯めた45歳「絶対しない節約法」3選 結婚よりFIREを選んだ彼が語る「深すぎる境地」

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「『体を壊す』とか『栄養が足りない』とよく言われるんですけど、高たんぱく低脂質な食事は自分に合っているようで、豪華な食事よりも健康的でいられるように思います。今のところ問題は全くありません」

②人間関係を損なう節約

最近では飲み会に行かない人が増えている。節約家なら飲み会へ行かない人は特に多いだろう。私(くらま)自身ほぼ行かない 。しかし、絶対節約辞めるマンさんは、意外にも飲み会には快く参加するのだという。

コミュニケーションは、後になって効いてくる

「私自身は、人間関係を損ねるような節約をしちゃいけないなと思っているんですよ。例えば冠婚葬祭もそうだし、かわいがってくれる先輩や上司が呼んでくれる飲み会には二つ返事で全参加するようにしています。たとえお金がかかったとしても。20代のころからそうでした」

こうしたコミュニケーションは、後になって効いてくるのだという。飲み会に喜んでついてくるかわいい部下と、来ない部下。最後何かのときにどちらを選ぶか? また、仕事で失敗しても、仲がいいとフォローしてもらえるなど、そういう目に見えない恩恵があるのだという。こればかりは人間の感情なので、合理性だけでは割り切れない部分だからだ。

「今はみんな行かなくなっているので、ブルーオーシャンです。10人中9人が来なくて自分だけ行ったらめちゃめちゃいい部下みたいな感じですよね。もちろん仕事がしっかりできていたら、そんなのは関係ないかもしれません。でも、周りが行かないなら逆をいったほうが何かいいことがあるかもしれないと考えています。社風にもよるかもしれませんが、特に古い会社だったらそういうところはあると思います」

③勉強代(自己投資代)の節約

「勉強代もケチっちゃいけないと思うんですよ。本を買って勉強するとか、身銭を切ってやることで身に付くのかなと思いますね。投資や語学など、将来の身になるような出費は、ケチればケチるほどなんだか小さくなりそうで、そこはちゃんとお金をかけてきました。投資の本とか、3000~4000円するものもありましたが、新本を買ってちゃんと読むタイプです」

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