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シャープ、注目の再建策は「踏み込み不足」 高橋社長が会見、危機脱却への道筋描けず

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  • 許斐 健太 『会社四季報オンライン』 編集長
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――液晶事業の将来的な分社化や売却は検討しているのか。

まず5つのカンパニーに分ける。カンパニーは将来的に社内分社につながる可能性もあるが、現時点で事業体を外部に切り出すというロードマップは持っていない。分社化し、シャープが100%出資しない形にするというのも、今現在では考えていない。

液晶は、それがなければ新中計が作れない、というほどのもの。新中計の建て付けは、「液晶がなくなったらシャープではない」、というものだ。

――これからその液晶事業をどう伸ばしていくか。

いわゆるBtoBtoBに力を入れ、産業用、車載用、業務用ディスプレイの比率を上げていく。また「IGZO」にも変わらず注力する。IGZOを生産する亀山第2工場では、スマホ向けの小型は増えていないが、タブレットやパソコン向けの中型の引きが強まっているからだ。

記者会見終了後も記者団に取り囲まれる髙橋社長

――自身の経営責任をどう捉えるか。

私自身は新中計の策定を中心になってしたので、遂行することが経営責任と考えている。途中で投げ出すわけにはいかない。(新中計が)途中で失敗したらどうするかと聞かれることもあるが、そんなことを考えたらスタートラインには立てない。

   (撮影:大澤誠)

 

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