東武「大宮から大和田」巨大駅の陰に何があるのか 「鉄道の街」ターミナルの片隅で放つ存在感

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実際にそれらの駅を歩いてみる。北大宮駅は、アーバンパークラインがJR宇都宮線と並行している区間にあり、ホームのすぐ西側にはJRの列車が走る。そうした事情からか、出入り口があるのは東側だけだ。東武ストアも入っている……と思ったら、東武ストアは閉店したばかり。駅舎は線路と住宅地の間の生活道路に面し、いささか窮屈そうな形をしている。

北大宮駅
大宮駅の1つ隣の北大宮駅(撮影:鼠入昌史)

この北大宮駅周辺は、比較的大きな戸建て住宅が建ち並ぶエリア。その間を抜けてゆくとすぐに大宮公園に出る。大宮公園の中を抜け、地元の高校生が練習している弓道場の脇を歩く。公園の先はまた住宅地で、すぐに大宮公園駅が見えてくる。

新しい駅舎と昔ながらの駅前

大宮公園駅の駅舎は2016年にリニューアルした立派なもので、盆栽村や大宮公園の玄関口らしいたたずまい。駅前には昔ながらの雑居ビルや団地が建ち、この駅周辺が市街化してからずいぶん長い時間が流れたのであろうことがうかがえる。

大宮公園駅
2016年にリニューアルした大宮公園駅(撮影:鼠入昌史)
大宮公園駅の駅前
大宮公園駅前には昭和の香りが残るビルが建つ(撮影:鼠入昌史)
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