昭和シェル石油グループが太陽電池新工場の竣工式を開催、7月までに全ライン稼動で世界最大級の工場に

昭和シェル石油グループが太陽電池新工場の竣工式を開催、7月までに全ライン稼動で世界最大級の工場に

昭和シェル石油が全額出資する太陽電池の製造販売会社、ソーラーフロンティア(本社・東京都港区、亀田繁明社長)はこのほど、最新鋭の宮崎第3工場(宮崎県東諸県郡国富町)の竣工式典を開催した。7月までに新工場のすべてのラインを稼動させる計画で、全ライン立ち上げ後の年間生産能力は900メガワットと単一工場としては世界最大級となる。

式典の冒頭で挨拶に立った亀田社長は、「海外ではアメリカや中国などの企業が凌ぎを削っているが、当社は最新の技術を持って、こうした世界での戦いに挑んでいく」と決意を語った。


■竣工式には200名が出席。中央は宮崎県の河野知事、中央右が昭和シェル石油の香藤会長、中央左がソーラーフロンティアの亀田社長

宮崎第3工場はすでに2月に第1期ラインを稼動させ、4月に入って第2期ラインも生産を開始した。7月までには最後の第3期ラインも立ち上げ、フル生産体制に持ち込む。全ラインが稼動すると年間600万枚超の太陽電池パネルを作ることが可能で、国内住宅用に換算した場合、1工場で年間に約27万世帯分を供給できる計算だ。太陽電池メーカーとしての年間生産能力も980メガワットとなり、一挙に三洋電機、京セラを抜いて、国内勢最大手のシャープに肉薄する。


■巨大な工場の内部は徹底的に機械・自動化がなされ、特に前工程段階は人がまったく見あたらない。写真はラミネーション工程の様子

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