あのSNSがビジネスに使える3つの理由 Facebookを仕事に使うのはシロウト?!

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(naka/PIXTA)

筆者は、3年後の将来像を描く際、「最も大きな影響をもたらしてくれるものは2つある」と強く信じています。一つは人と会うこと、もう一つは本を読むことです。

「人と会うこと」の話をすると、筆者が尊敬する歴代の上司や経営者は、日頃からいろいろな人と会っています。社内はもちろん特に社外の人と積極的に交流しています。その理由は「こんな視点もあったか!」とひらめくときは、だいたい社外の人と会話している時に起こるからです。

そこで「私もいろいろな人と会わなきゃ!」と思っていたのですが、そんなとき出会ったのが「リンクトイン」です。同社の直近の決算はやや期待はずれでしたが、売上高はこの5年で約10倍も増やした、「ビジネス専門」のソーシャルメディアです。

日本ではソーシャルというと、フェイスブックやLINEということになりそうですが、ことビジネスに限って言えば、リンクトインです。個人的にも2008年から愛用しているのですが、今回のコラムでは「なぜリンクトインを使うとビジネスでうまくいくのか?」、逆に言えば、「なぜフェイスブックなど他のソーシャルではダメのか?」、主に「3つの理由」を考えてみました。

「理由その1」:圧倒的にネットワーキングしやすい

読者の皆さんは、とにかく忙しい。会社勤めをしている人なら、社外の人とネットワーキングしたい気持ちはあるものの、結局は社内に多くの時間を消費していませんか?実は、リンクトインだと、ネットワーキングを自分で行うのではなく、相手から見つけてもらえるようにすることができるのです。これが最初の理由です。

ビジネスでは、人脈が重要なのは言うまでもありません。出世やビジネスの機会は、自らの努力だけでなく、人がもたらしてくれることが多いものです。私は人脈作りのネットワーキングの会に膨大な時間とおカネを投資する人を何人も知っています。

でも、私はここにあまり時間をかけるべきではないと思います。ハーバードビジネスレビューなどにも「ネットワーキングイベントの99%は時間の無駄」といった興味深い話もあるくらいですから。

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