次の言葉は、『「効果なし!」上司の"ダメな声かけ"超意外な20選』でも紹介した、「漠然」「あいまい」な声かけの代表例です。
【❌NGな声かけ】「勉強しなさい」/「片づけなさい」/「ケンカやめなさい」
「勉強って何を?」「片づけってどうやって何を?」「ケンカ、簡単にやめられるぐらいなら、もうやめているはず」
こういった対象範囲が広く、抽象的な言葉はもう少し対象範囲を狭め、相手の頭の中にイメージが描きやすい、具体的な指示や問いかけにしたほうが効果的です。
【「伝説の家庭教師」による"言い換え"の魔法】
×「勉強しなさい」
↓
〇「古文の活用のところ、復習してみる?」
【「伝説の家庭教師」による"言い換え"の魔法】
×「片づけなさい」
↓
〇「机の上を、今日の午後10時までにきれいにしてくれる?」
【「伝説の家庭教師」による"言い換え"の魔法】
×「ケンカをやめなさい」
↓
〇「ひとりずつ言い分を聞いてみようか」
「言い換え」を身につけて育児の悩みも解消
おかげさまでベストセラーになっている最新刊『世界最高の伝え方』では、今回紹介した「言い換え」のほかにも、たくさんの「言い換え事例」を紹介しています。
ぜひ、参考にして、育児の悩みを少しでも解消していただけたらうれしいです。
著者フォローすると、岡本 純子さんの最新記事をメールでお知らせします。
岡本 純子
コミュニケーション戦略研究家・コミュ力伝道師
著者フォロー
フォローした著者の最新記事が公開されると、メールでお知らせします。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。
おかもと じゅんこ / Junko Okamoto
「伝説の家庭教師」と呼ばれるエグゼクティブ・スピーチコーチ&コミュニケーション・ストラテジスト。株式会社グローコム代表取締役社長。早稲田大学政経学部卒業。英ケンブリッジ大学国際関係学修士。米MIT比較メディア学元客員研究員。日本を代表する大企業や外資系のリーダー、官僚・政治家など、「トップエリートを対象としたプレゼン・スピーチ等のプライベートコーチング」に携わる。その「劇的な話し方の改善ぶり」と実績から「伝説の家庭教師」と呼ばれる。2022年、次世代リーダーのコミュ力養成を目的とした「世界最高の話し方の学校」を開校。その飛躍的な効果が話題を呼び、早くも「行列のできる学校」となっている。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら