公園で遊ぶ子どもたちがなかなか帰ろうとしない。そこで、ついつい、次のような言葉をかけていないでしょうか。
ポジティブな語りかけで「自ら動く」ように仕向ける
【❌NGな声かけ】「早くして」/「急いで」/「もう行っちゃうよ」
とくに、幼い子どもたちは衝動のコントロールができないので、「せっかく楽しんでいるのに、なぜ、それをやめなければいけないのか」ということを理解できません。
そんなときに、突き放したり、脅したりしても、なかなか言うことは聞いてくれないものです。
では、どうすればいいのか。あるイギリスの記事のなかで、教育問題の専門家が次のように回答していました。
「『あと5分よ』とか『もう行くわよ』と言う代わりに、『帰る前にしておきたい最後の3つのことは何かな』と尋ね、答えてもらって、やってもらう。もしくは、子どもたちが好きな歌を歌いながら、『この歌が終わるまでブランコに乗っていいよ』と伝えるほうが、効果が高い」
「そうすることで、子どもたちは時間の経過をよりよく把握し、終着点を見定めることができる」
「そうすることで、子どもたちは時間の経過をよりよく把握し、終着点を見定めることができる」
こちらのほうが子どもにとっては、よりゲーム感覚で楽しめ、達成感もありますよね。
つまり、「もう、帰らなくちゃダメ」ではなくて、「あともう少し、これができるよ」とポジティブな語りかけで、自ら動くように仕向けるほうがいい、ということです。
【「伝説の家庭教師」による"言い換え"の魔法】
×「早くして」「急いで」「もう行っちゃうよ」
↓
〇「あと3つ、好きなものやってみようか」
×「早くして」「急いで」「もう行っちゃうよ」
↓
〇「あと3つ、好きなものやってみようか」
トピックボードAD
有料会員限定記事
キャリア・教育の人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら