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両足片腕を失った緩和ケア医師の人生改善法とは 尊厳に満ちた潔い人生の終わりを迎える秘訣

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BJ:宇宙に関する赤裸々な事実についてあれこれ考えるだけで、ゾクゾク、ワクワクするし、畏敬の念を感じる。精神的な不安なんてたいしたことはないと思えるんだ。

多くの人は、自分の地平線の端、つまり死の扉の前に立つと、宇宙と一体になることができる。

(ティムから)私もできるかぎり毎晩「スターセラピー」をするようにしている。その効果はビックリするほど大きい。

雪だるまの奇跡

(ティムから)BJは大学生のとき、感電してやけど集中治療室に運ばれ、目覚めたときには両足と片腕を失っていた。

BJ:やけど集中治療室というのは特別な場所なんだ。悲惨な場所というか。患者は、はらわたがちぎれるような痛みに襲われる。

そこで働くのはとてもつらいので、臨床医はすぐにやめてしまう。

外傷を負いながらもなんとか生き残ったとしても、やけどを負った患者は感染症で亡くなってしまうことも多い。だからやけど集中治療室は、無菌状態を保たなければならない。

全員が長い医療用のガウンを着て、マスクをして、手袋をはめている。最初の数週間は、部屋での面会は1回につき1人しか許されなかった。

外界からすっかり遮断されてしまった。部屋には窓がないから昼も夜も分からない。ベッドの脇に立つ人は、保護服を着なければならない。自然の世界との接点がない。何も触ってはいけないんだ。

もちろん、激しい痛みに苦しめられる。これだけ細心の注意を払っているのに、ちっとも報われない。楽しいことなんて1つもないんだ。

あれは11月のことだった。いや、12月だったか、1月の初めだったかもしれない。

とくに親しかった2人の看護師がいて、そのうちの1人が小さな雪だるまを持ってきてくれた。彼女の名前はジョイだったと思う。

外は雪が降っていた。私は知らなかったけど。

私が雪を感じることができるようにって、ジョイはこっそり雪だるまを持ってきてくれたんだ。

びっくりしたよ。ほんのささいなことなのにね。やけどで赤く腫れた私の手の上に、ひんやりした雪だるまをのせてくれた。

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【雪が溶けて水になるのを眺めていたら…】

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