セス:十分に満たされていて、住む家があり、食べるものにも困らない。そんな世界に生まれただけでも十分にラッキーなのに、間違った方向に目を向け続けてしまう。
そんなサイクルにはまっている自分に気づくことがある。
何度も拒絶されたこと、
何度も失敗したこと、
誰かに深く傷つけられたこと、
裏切られ、失望させられたこと。
そんなことにばかり目を向け続けてしまうんだ。
もちろん、そのままそれを追い続けたっていい。でも、いったい何のためにそんなことを続けるんだ? それで状況が良くなるとでも言うのかい?
うまくいったことだけに目を向けたら?
セス:それより、ほかのことに目を向けたほうが意味があるんじゃないかな?
これまでうまくいったこと全部に目を向けたらどうだろう?
たくさん挑戦してきたよね?
ほかの誰かに明るい1日をプレゼントしたことだって、たくさんあったよね?
そっちに目を向け始めることができるようになれば、私たちは、自分はこの世界に影響を与えることのできる人間だって、再認識できるようになるんだよ。
どんな物語を語るかは自分次第なんだって理解するまでに、結構時間はかかったけどね。
もし、今手にしてる物語がうまくいかないなら、どうしてそれを追い続けるんだ?
物語が君を選んでるわけじゃないんだ。君が自分で選んでるんだよ。
1度じっくり自分の内面を掘り下げて、違う物語を見つけることができれば、ゲームの流れを変えることは、いつだって可能なんだよ。
セス:人生について真剣に考えるとき、多くの人は、多くの時間を、自分を守ることに必死になって、受け身で過ごしているんだ。
配られたカードを使うことばかり考えている。
違うテーブルに行って違うカードでプレーしようとしない。
相手を換える代わりに、自らが進んで換わろうとしている。
僕がみんなに教えたいと思っていることの1つがこれだ。みんな、自分が思ってる以上に力強い存在なんだ。
そこでこう聞いてみたい。その力を使っていったい何をするつもりだい?
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