メンタル最強「美女・白川さん」の凄すぎる"名言" 悪口や嫌味に負けず幸せに生きる人の秘訣
「こういうことを誰かに言ってほしかった!」と思わされる名言&名シーンの数々に、同漫画を「バイブル」「お守り」とあがめる人も多いのだとか。読者層は男女問わず、10代から70代までと幅広いのも特徴です。
『白川さん』はどうやって生まれたのか? 作者・獅子さんにインタビューしました。
言ってほしい言葉を言ってくれるのが「白川さん」
──『白川さん』が大好きです。他人の悪意に触れると、つい相手と同レベルでやり返したくなりますが、白川さんは「ほめる」「応援する」「助ける」という真逆の対応で、自分も周囲も幸せにしてしまいます。かくありたい、としみじみします。どんな背景から、この作品を描かれたのでしょうか?
獅子:私はもともと少女漫画家になりたかったんです。しばらく離れていた時期もあるんですが、3、4年前に「短い漫画だったらTwitterで描けるかな」と思い、この作品を描き始めました。書籍化してもらえるなんて、当時は夢にも思っていなくて。
白川さんというキャラクターは「自分が持っていないものを持っている人を描きたい」「自分が言ってほしい言葉を言ってくれる人がいてほしい」と思って、描きました。
──ひと昔前だと、こういう周囲に流されないタイプの主人公は「男まさり」で「サバサバした」キャラが定番でしたが、白川さんは「女子」全開です。
獅子:私の好みですね。昔から松田聖子さんの大ファンで。自分とは正反対だからこそ、すごく憧れているところがあります。ああいう「可愛くて強い女の子を描きたい」という気持ちが爆発したんだと思います。
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