コメダに匹敵も?超実力派の「420円モーニング」 ゼンショー「モリバコーヒー」は逆詐欺界の新星

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サニーレタスもたっぷりサンド。シャキシャキ食感がプラスされます(筆者撮影)

カフェチェーンでは、ショーケースに入ったサンドイッチやドーナツをそのままお皿に載せるだけ、もしくは軽く温めるだけというのが多いと思うので、そこそこ工程数があるレシピを注文してから作ってくれるのは、かなりのレアパターン。

まだほんのり温かいカリッとした焼きたてパンに、しっとりとしたパストラミポーク、みずみずしい野菜のコントラストは、文句なしのおいしさ。素材のそれぞれがちゃんとおいしいのにくわえて、できたてで出てくるというのは、何よりのごちそうです。

フェアトレードのスペシャルティコーヒーを自分でドリップする贅沢

「モリバコーヒー」は、カフェチェーンのなかでもかなりの低価格で販売されているのですが、実はメニューのすべてがフェアトレードコーヒーです。

適正な値段で途上国から輸入することをモットーとするフェアトレードコーヒーは、それ以外のコーヒーと比べてどうしても値段が高くなってしまいます。安価な価格で販売できるのは、直接かつ大量に買い付けできる資本力と、薄利多売のノウハウを持つゼンショーホールディングスだからこそだと感じました。

クレバーコーヒードリッパーで自分で淹れるのもなんだか楽しい、スペシャルティコーヒー(筆者撮影)

さらに今回注文したシングルオリジンコーヒーというのは、主におしゃれなサードウェーブコーヒー店などで、スペシャルティコーヒーとしてもったいぶって提供されている、ありがたいコーヒー豆です。

単一農園で生産されている高級コーヒー豆で、フルーツで例えると、「ただのマンゴーよりも宮崎県◯◯農園産の太陽のタマゴのほうが高級品」という感覚に近いかなと思います。

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