初心者が｢NFT｣や｢メタバース｣で稼ぐ5つの方法 新しいビジネスにいち早く参入するべき理由

ここでは、拡大する市場の波に乗って稼ぐ方法を5つ紹介します。自分に合った方法を見つけたら、より稼ぎやすくなるはずです。それぞれの方法をゴールドラッシュ、YouTube、メタバースの例をあげて解説します。

最も早く参入し、そのビジネスの基盤を作って稼ぐ方法です。波が起きる前か、波が起き始めた直後に基盤を作ります。難易度が高いので、個人の副業・起業ではオススメしませんが、稼ぐ観点として知っておきましょう。

ゴールドラッシュでいえば、鉄道などのインフラを作ることです。YouTubeなら、まさにYouTubeというプラットフォームを作ったYouTube社です。メタバースでいうと、多くの人が集まるメタバース空間を作って運営するということです。

いち早く「③モノ作り」「④サービスの提供」「⑤ユーザー」の経験を積むことでノウハウを貯め、③④⑤のサポートをして稼ぐ方法です。ゴールドラッシュでいえば、「つるはし」や「スコップ」「ジーンズ」を提供することです。YouTubeでいえば、YouTuberの事務所を作って、YouTuberを支援するビジネスです。メタバースでいうと、メタバースで何かをして稼ぎたい人をサポートすることです。

商品・サービスを作ったり、それを提供・販売したりして稼ぐ方法です。多くの人にとって、一番わかりやすい稼ぎ方かもしれません。ゴールドラッシュでいえば、③は金を掘りにいくことで、④は金を加工したり販売したりすることです。YouTubeでいえば、動画を撮影・編集して配信することです。メタバースでいうと、メタバースで使えるアバターやルームなどを作ったり、メタバースの中で道案内などのサービスをしたりすることです。

商品・サービスを使う人です。これまでは、ユーザーは稼ぐ人ではなく、お金を払う消費者でした。ゴールドラッシュなら金を買う人、YouTubeなら動画を視聴する人、メタバースならそのメタバースを使う人です。

しかし、これからの時代は、ユーザーでも稼げる選択肢が増えていきます。ゲームなどをプレイすると仮想通貨が受け取れるメタバースなども登場しました。

政府も波を起こそうとしている

日本政府も、これらの波をあと押ししようとしています。2022年6月には、政府が考える国家戦略、いわゆる「骨太の方針2022」に「Web3.0の推進に向けた環境整備について、検討を進める」と書かれました。

2022年11月に発表された「スタートアップ育成5カ年計画」でも「ブロックチェーン技術とWeb3（分散型ウェブ）の税制を含む環境整備を進める」と明言されています。

『NFT・メタバース・DAOで稼ぐ！』（かんき出版）。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

2023年2月の予算委員会でも総理は「Web3 の技術を使うことでさまざまな可能性が期待される」「例えばDAOでは同じ社会課題に関心を持つ人々が新しいコミュニティーを組成することができる」「NFTについてもクリエーターの収益を多元化する、ロイヤルティの高いファンの維持、取りこみが可能である」と発言しています。

これから、NFT・メタバース・DAOなどの活動にはさまざまな予算がついていきます。政府も積極的にあと押ししようとしているからです。これらの波に追い風が吹くのです。今からビジネスをやるなら、そして自分の夢をかなえたいなら、この波に乗らない手はありません。