会社員はうんざりな「凡人」が起業する現実的方法 自分で「才能がない」と思っていてもチャンスあり
堀田:フリーランスの編集者やライターさんと付き合っていますが、確かに楽な仕事には見えないです。自分が向いているかどうかもわからないし……どうすれば、自分の「天職」に出会えるものでしょうか。
福山:そればっかりは、「やってみなければ」わかりません。起業をすると決意したならば、選り好みせずに自分のできる仕事を受けまくるのが一番です。
新規事業で起業するなら
福山:そのビジネスに向いているか否かは、実際にやってみないとわからないというのが真実だと思います。「いいアイデアが見つからない」「スキルや知識が不足している」などとウダウダ言っていたら、いつまでたっても起業などできないし、自分自身の可能性にも気づけません。
堀田:そ、そうはいっても、やみくもにスタートを切るのはやはり不安で……。起業のアイデアを考えるうえでのアドバイスをいただきたいです!
福山:人は「自分(または自社)が、やりたい、けどできない、けどやりたいこと」(=困りごと)を解決してくれる商品やサービスに、お金を払いたくなるものです。困っているけど、自分(または自社)でできることは、お金になりづらいといえます。新規事業で起業するなら、その「困りごと」を発見することがスタートラインとなります。
堀田:どうすれば発見できるんでしょうか?
福山:ここに聞けば教えてくれます、なんて都合のいい話はありません。人は自分の「困りごと」を明確に意識しているわけではないので、そこが難しいところです。
潜在的に何に困っているのだろうか、と想像する力が必要です。ビジネスにおける困りごとは、使うお金に表れます。自分自身が何にお金を使っているのか見直してみましょう。それが、困りごとを発見するヒントになるでしょう。
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