堀江貴文「1つの専門性を磨き続ける人が危険な訳」 「かけ算」こそ凡人が勝てる唯一のキャリア戦略

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堀江貴文さん(写真:朝日新聞出版)
タイムリーな重大ニュースや時事・社会問題について、忖度ナシの解説や空気を読まないコメントで、たびたび大きな物議を醸しだす堀江貴文氏。一方で、Twitterフォロワー数358万人、YouTubeチャンネル登録者数165万人、総視聴数は5億回を超え、堀江氏への支持は根強く、賛否を含めた注目の度合いはますます大きくなっている。そんな堀江氏が旧来の価値観から新しい条件に変わったと主張する「信用」をメインテーマにした初の著書『信用2.0』から一部を抜粋・再構成して紹介します。

堀江貴文という人間は何者?と言われるが…

「堀江は何をしているかわからない。得体が知れない」

「あっちこっちに節操なく手を出して、胡散臭い」

ぼくはよくそんなふうに言われることがある。

無理もないことかもしれない。パッと思いつくだけでも、ぼくはかなりいろいろなことに手を出しているからだ。

・宇宙ロケット開発─インターステラテクノロジズ(IST)
・YouTube配信─ホリエモンチャンネル
・サロン運営─ HIU(堀江貴文イノベーション大学)
・飲食プロデュース・出資─TERIYAKI/WAGYUMAFIA/小麦の奴隷
・トークアプリ開発─755
・通信制高校主宰─ゼロ高等学院
・ミュージカル主演─クリスマスキャロル

これでもほんの一例である。ほかにも、ここには書き切れないほどたくさんのことにぼくは首を突っ込んでいる。

堀江貴文という人間は何者なのか。定義するのは難しい。もはや何が本業なのかはぼくにもよくわからなくなっている。

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