この週末(22~23日)のJRA(日本中央競馬会)は、春のG1シリーズの中休み的な番組構成で、東西いずれにもG1競争がない。しかし、2年余りの休みを経て改修が成った京都競馬場がいよいよ使われる。そこで今回は、京都競馬場の芝1600メートルコースで行われる読売マイラーズカップ(MC、G2)を予想したい。
読売MCは「絶対的なスピード能力」を持つあの馬で勝負
かつて京都競馬場の芝コースは「ディープ産駒の庭」とも言われ、直線でのスピードの出やすさが特徴だった。
高低差などコースの形態はそのままで、芝はたっぷり休んで根を張っているはずだから、絶対的なスピード能力が生きる。実力馬シュネルマイスターを本命としたい。特にマイルの実績はメンバーの中では1枚以上抜けている。足元の条件が良いので、斤量が重いことも問題ではあるまい。
2、3番手はガイアフォースとジャスティンスカイで、ともに最近調子のいいキタサンブラック産駒だ。同馬の産駒に特徴的な伸びる末脚は京都コースに合うのではないか。次の「京都の主」候補だ。
ガイアフォースはマイルよりも長い距離ばかりを使われているが母父クロフネの血統はマイルでの可能性を是非一度試してみたい。ジャスティンスカイは臨戦過程が昨年のこの競争の勝ち馬ソウルラッシュに似ている。
以下、そのソウルラッシュ、横山典弘騎手がわざわざ西に出向いて乗るマテンロウオリオンまで。
(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)
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