SNS「見るだけで発信しない人」が失ってる3つの事 「仕事も人生も・・・」上手に使うコツも一挙解説
誰かに何かを依頼したい、そういうときにまずはSNSで探してみることはますます一般化しています。
SNSだと「人とのつながり」が可視化できるので、高い精度で信頼できる人や情報を探せると考えられているのです。
「人を採用したい」「副業を依頼したい」という場合も、いまやSNSが重要なリソースです。FacebookやTwitter、LinkedInなどのSNSでは、今日も多くの人事担当者が「いい人」を探しています。
しかし、そのときにSNS上に自分の存在がないと、当然ながら声がかかることもありません。
自分よりも経験や能力が及ばない他人に、知らないうちにチャンスを譲っているかもしれないのです。これは、人生における機会損失だといえるでしょう。
SNSの運用が「転職の差」を分けた実例
「SNS上に名前がないことによる不利益」の実例を紹介します。
ある分野のニッチなプロダクトに詳しいセールスパーソンを探していたX社が、LinkedInでAさんとつながり、その後に関係性を深めてヘッドハンティングに成功しました。
企業がSNSなどを駆使して直接的に人を採用する「ダイレクトリクルーティング」という手法です。Aさんは、20%の年収アップの提示を受けてX社に転職することになりました。
しかし実はX社は、Aさんの同僚で、もっと成績の良いBさんが行きたいと密かに思っていた会社です。しかしBさんはSNSを運用していませんでした。
だからあまり転職意欲のなかったAさんのほうに声がかかり、転職を積極的に考えていたBさんにはチャンスが来なかったのです。
X社は、Bさんの名前は聞いていましたが、SNSで詳細を確認できなかったためにそれ以上の興味を持つことはありませんでした。
SNSで自分の存在を示していないことのリスクは、このようなケースで現れます。自分でも気づかないうちに逃しているチャンスが、実は想像以上に多いかもしれないという可能性に注意すべきでしょう。
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