春野菜たっぷり「春巻」家でも美味しく作るコツ あん作りと油を切ることがポイントだ
“週末鮨屋”の料理研究家として知られる野本やすゆきさんが、料理初心者の男性向けに「モテる」「デキる」レシピをご指南!
春巻はなぜ春を巻くのか?
町中華で友人たちとランチする際、麺やチャーハンをひとり1品オーダーしつつ、サイドにもう1品オーダーしてシェアすることがよくあります。よく頼むのは餃子やシュウマイ、そして春巻などの点心類。なかでも揚げ物の春巻はなかなか作ることがないせいか、メニューにあるとつい食べたくなるんだよね……な~んて話をしていたら、こんな疑問が浮かびました。
「そういえば春巻って、なんで春巻って言うんでしょう? 夏巻、秋巻、冬巻ってないですもんね」
スマホで何やら調べていた野本やすゆきさんいわく、「う~ん、元々は『春餅』という小麦のクレープみたいなものでネギやニラなど緑の野菜を巻いた北京料理だったみたいです。緑色の春野菜が、芽吹きの春を象徴する『春餅』、『春巻』と呼ばれるようになったみたいですね」。
なるほど、では「春巻」って、その名の通り春が旬の料理だったというわけなんですね。では、今がいちばん美味しいはずの「春巻」を教えていただきましょう!
「春を巻く春巻き」を作ってみよう!
豚バラ薄切り 100g 千切り
玉ねぎ 1/4個 薄切り
椎茸 2個 薄切り
キャベツの千切り 130g
たけのこ水煮 80g 細切り
春雨 20g 茹でておく
サラダ油 小さじ2
A鶏がらスープ 150ml (水150mlに顆粒鶏がら小さじ1/2)
A紹興酒 大さじ1
A醤油 大さじ1
A砂糖 小さじ1
Aオイスターソース 小さじ2
A塩・胡椒 少々
ごま油 適量
水溶き片栗粉 適量
揚げ油 適量
小麦粉 適量 水で溶いておく
酢 適量
醤油 適量
練り辛子 適量