50代でも間に合う｢老後資金作り｣FIRE成功者の技 投資系YouTuber｢ぽんちよ｣が教える手堅い投資術

50代からでもできる資産形成術を伝授します（写真：CORA／PIXTA）

「貯蓄＝年齢、投資＝100－年齢」が目安

子育ての手が離れ始める人も出てくる50代以降。投資などに回せる「入金力」が少しずつ上がってくる一方、いろいろなリスクに備えた対策も必要になるため、目安として「貯蓄＝年齢、投資＝100－年齢」を勧めています。

50代だと蓄えに回せるお金のうち、貯蓄が50％、投資が50％ということになりますが、全額投資に回して万一運用に失敗すると、数十年かけて蓄えてきたお金なのに目減りすることになってしまいます。万一損失が出た場合、30代であれば時間をかけてリカバリーすることができますが、50代だと時間が少ない分、取り戻すのが難しくなります。

投資の基本は、「長期」「分散」「積立」の3点です。50代だからといって時間がないとあせって、この基本を忘れてはダメです。

「貯蓄＝年齢、100－年齢＝投資比率」ということでいえば、例えば、1000万円保有しているのなら、そのうち500万円は定期預金や個人向け国債に回すなど安全資産で、残りの50％を一括で投資するのではなく、少しずつ積立の形で投資をしていくのが基本です。

では、その50％部分の投資はどのような商品や投資先を考えればいいのでしょうか。