50代でも間に合う「老後資金作り」FIRE成功者の技 投資系YouTuber「ぽんちよ」が教える手堅い投資術

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50代の投資先の分散法としてまず参考にしたいのが、GPIFのポートフォリオ(投資先の分割割合)です。GPIFとは「年金積立金管理運用独立行政法人」の略。厚生労働大臣から任せられた年金積立金の運用および管理を行っている団体です。運用から得られた収益を国庫に納めることで、年金財源が安定するようサポートをしています。

ではなぜ年金の運用なのかについて解説します。

私たちの年金というのはただ支払ったものを積み立てていき、それを年金受給できる年齢になってから受け取っているわけではありません。私たちが支払った年金をGPIFが運用してくれて、その運用で資産を膨らました結果を享受しているのです。

リスクが低く、手堅いリターンが見込める

最初の話に戻りますが、なぜGPIFのポートフォリオが50代の投資先を考えるうえで参考になるのでしょうか。

そもそも年金というものは、「暴落してしまったので、今月の年金は少なくなってしまいます」「運用失敗につき、今月の年金はなし」ということが決して許されるものではありません。そのためGPIFが安定したポートフォリオをつくって運用していくことがとても重要なのです。

受給者に年金を支給し続けるためには、リスクが低く、堅実なリターンのあるポートフォリオでないといけません。そしてこのような運用があるからこそ、年金制度というのは成り立っているのです。

このようにリスクが低く、手堅いリターンを見込めるGPIFのポートフォリオなら、50代が投資に求める条件とほぼ重なるといえるでしょう。ではGPIFがなぜそのような運用ができるのかを詳しく見ていきます。

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