「夢がない子」の親がしてしまっている3大NG言動 大人が「夢を聞いてあげない」とこどもはこうなる

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簡単に夢を描くことができないという子は多くいます。それはなぜかというと、夢に対してまだ否定的になっているからです。夢を語ったら、それをやらなければいけない、とプレッシャーや責任を感じることもあります。

親がドリームキラーになっている場合、こどもがこのような反応を示すことが多いです。

「夢は◯◯になることだって言ってなかった? 全然やる気が見られない」

「夢がないの? こうしなさいよ」

などと言って、こどもを責めていませんか。

「夢」が重荷になってはいけない

そこで試してみていただきたいことがあります。それは「夢」を「こうなれたらいいな」「こんなことをやってみたいな」に置き換えるのです。

これらの言葉は便利です。言ったところでなんの責任もプレッシャーも発生しません。

だから、いいのです。

こうして、なんの制限もなく自由奔放に考えてもらいましょう。そして自分自身でも考えてみるのです。こどもと1対1で話したり、家族みんなで語り合うのもいいでしょう。

② 親自身が「夢なんてない」状態

親や指導者をコーチングしていると、こどもにきちんとした夢を持ってほしいと思っている方が多くいます。

しかし、こどもに「夢を持ってほしい」と思いながら、自分自身が夢を持っていないというパターンをよくお見かけします。

自分に夢がないのに、こどもに夢を持たせることはできません。夢を持つということの楽しさやワクワクが伝わってこないからです。

「お父さんとお母さんの夢は何?」とこどもに聞かれたときに「うーん、とくにないね……」と親が答えた結果、「な~んだ、夢はいらないんだね」といってしまうパターンにならないようにしたいですね。

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