「お金持ちになれる人」か一発でわかる2つの行動 年収「億超え」の人に見られる共通点

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仕事が遅いのは、能力の問題かもしれません。ただ、取りかかるスピードや回数は、その人の姿勢や情熱が正しい方向に向けられているかどうかで決定します。つまり、行動する以前の問題だというわけです。

もちろん、着手点までの行動やスピードを重視すると、どうしても抜けもれや判断ミスが生まれてしまいます。ただ、私はそれでもいいと思っています。

小さなミスの99%は改善のいいきっかけ

慎重にリサーチして、判断してミスが100%防げる仕事なら、念入りに準備すればよいでしょう(人命を預かる場合など、例外もあります)。しかし、仕事における小さなミスの99%は、むしろ改善のいいきっかけになることがほとんどです。とくに立ち上げの段階では、ミスをゼロにすることなど不可能です。

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みなさんが楽しんでいるアプリのゲームも、初期段階ではシステムエラーと呼ばれるバグが無数に存在します。それを何百人という人たちが同時にプレイして、動作確認しながら、1つひとつ検証して潰していきます。どんなに精緻に組んだプログラムでも、最初からバグをゼロにするのは不可能なのです。

であれば、他の人が100日かけて完成させるところを、1日で完成させ、行動しながら残り99日で改善したほうが、圧倒的に成果もスピードも上がるわけです。慣れないうちは、1つひとつの改善に時間がかかってしまうかもしれません。しかし、正しく行動を続けるうちに必ずできるようになりますから、諦めないでください。

上岡 正明 経営者・個人投資家

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かみおか・まさあき / Masaaki Kamioka

1975年生まれ。3歳で母親を失い、小学校から家出を繰り返す。それも警察に保護されるまで誰も探しに来ない寂しい幼少期だった。放送作家を経て、27歳で株式会社フロンティアコンサルティングを設立。200社以上の企業ブランド構築を行う。一方で、元手200万円でスタートした株式投資では、リーマンショックと東日本大震災という2度の破算危機を持ちこたえながら独自の手法を確立し、投資歴25年で資産6億円に到達。MBAを保有し脳科学の研究も行っている。『死ぬほど読めて忘れない高速読書』(アスコム)、『最強の高配当投資』(SBクリエイティブ)など著書多数。「チャオ!」の挨拶から始まるYouTubeチャンネルは登録者数26万人に上る。

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