「お金持ちになれる人」か一発でわかる2つの行動 年収「億超え」の人に見られる共通点
そして、「5秒ルール」について書いた著書は全米で100万部のベストセラーになり、ニューヨークに拠点を構えるTEDでも多くの観客を前に講演しています。
その方法は、とてもシンプルです。行動しようと思ったたら、すぐに「5、4、3、2、1」と、口に出してカウントダウンします。そして、ゼロになるまでに「必ず行動に移す」というだけ。行動することでドーパミンを発し、さらに、カウントダウンが一種の自己催眠のような暗示となり、脳科学的に見ても有効と言えます。
言葉にすることも行動の1つなので、ドーパミンが分泌されて自然とやる気がみなぎってくる、というわけです。
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これを自己流にアレンジして、1秒に短縮したのが今回紹介する「上岡式1秒ルール」です。やり方も簡単で、両手でパチンと叩いて、「よし、やるぞ」と声に出すだけです。私はこの方法で、すぐ行動するスイッチを手に入れました。
すでに紹介した通り、人は行動するから、やる気になります。パチンと手を叩いて、脳の行動を喚起して、意識を引き付ける。同時に、声を出すことで、そのとっかかりを一瞬で作ってしまう、というわけです。
「手を叩く」も「声を出す」も立派な行動です。それがトリガーとなり、やる気をもたらしてくれます。脳内物質であるドーパミンが、脳の行動中枢を刺激して、モチベーションに転換されるからです。小さくても、行動さえできれば脳の側坐核が刺激されて、そのあとにドーパミンが分泌されることが、最先端の研究でわかっています。つまり、手を叩いて声に出す行為は、行動のトリガーを自由自在に操り、脳を支配している状態を生み出せるというわけです。
日々やることに埋没していると、「どうしても、今日はやる気が起きない」という日が私にもあります。そんなときでも、「1秒ルール」を活用してトリガーで脳を呼び覚ませば、意思とは関係なく行動が喚起されます。
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