WBC優勝、鍵を握る「佐々木朗希」「山本由伸」の真実 「体格」から「投球割合」まで、2人はここまで違う
第5回WBC準々決勝イタリア戦の視聴率(関東地区)が48%を記録するなど、快進撃とともに大きな注目を集める侍ジャパン。
戦いの場をアメリカに移し、いよいよ準決勝メキシコ戦を迎える。優勝の鍵を握る2人の投手が、佐々木朗希と山本由伸だ。
若くして日本を代表するエースに成長した2人の躍進の背景について、『山本由伸 常識を変える投球術』の著者・中島大輔氏が掘り下げる。
一流メジャーリーガーは、失投を確実に仕留めてくる
日本列島に熱狂を巻き起こしている第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝に、侍ジャパンがいよいよ臨む。
ここまでは対戦相手に恵まれた一方、今後はチームの中心をメジャーリーガーが占める強敵揃いだ。
準決勝で立ちはだかるメキシコは絶好調の1番ランディ・アロザレーナ、元オリックスで現在はナショナルズで活躍する3番ジョーイ・メネセスなど上位打線に手ごわいスラッガーが並ぶ。
一流メジャーリーガーは失投を確実に仕留めてくるだけに、ポイントのひとつは、先発が予想される佐々木朗希、ブルペン待機も報じられる山本由伸がいかに抑えられるかだろう。
将来的なメジャー挑戦を公言している佐々木と山本はともに日本最高峰の実力を誇り、海の向こうからも熱視線を送られている。
ネット配信番組で事前に決戦の地マイアミを訪れた2人を比べると、「興味深い点」が数多く浮かび上がる。
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