実は手作り簡単「肉汁が旨いバーガー」家で作る技 ジューシーで失敗が少なく、ランチにおすすめ

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さて、ハンバーガーを組み立てます。ここからは好みの世界です。バンズにパティをのせ、少量のトマトケチャップ、トマトのスライスを重ねました。

ハンバーガーを組み立てているところ
パティにはケチャップのほかにマスタードをかけても

トマトにソースをかけ、レタスをかぶせ、さらにソースをかけます。具材のあいだにソースを挟むことで、ずれにくくなります。バンズを被せれば出来上がりです。

レタスをかぶせたところ
レタスは千切りにしても食べやすいです

食べる前に少し上から押さえてあげると食べやすいです。

ハンバーガーを上から押さえているところ
食べるときは上から少し押さえましょう

ハンバーガーはパンの厚み以外──挟む肉と副材料のボリュームが食べやすさのカギを握ります。

イギリスのシェフ、ヘストン・ブルメンタールは人間が口を開けられる大きさから「具材は人差し指2本分の厚さが適正」と結論づけています。あまりに分厚すぎると口を開けるのが大変なので、これを意識するといいでしょう。

出来上がったハンバーガー
出来上がり

今回は牛ひき肉100%で作っていますが、合いびき肉でつくると違った味わいになります。入手できるひき肉の脂の量などでも出来栄えは変わってきますが、シンプルな料理なので失敗が少ないのがうれしいところ。付け合わせにはポテトフライ、あるいは市販のポテトチップスを添えて、休日のランチなどにぜひ。(写真はすべて筆者撮影)

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樋口 直哉 作家・料理家

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ひぐち・なおや / Naoya Higuchi

1981年東京都生まれ。服部栄養専門学校卒業。2005年『さよなら アメリカ』で第48回群像新人文学賞を受賞しデビュー。著書に小説『スープの国のお姫様』(小学館)、ノンフィクション『おいしいものには理由がある』(角川書店)、『新しい料理の教科書』(マガジンハウス)、『最高のおにぎりの作り方』(KADOKAWA)などがある。

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