無印良品、台湾で大躍進を始めた知られざる経緯 大型店が続々、台湾オリジナル商品も本格化

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台湾オリジナル商品の開発にも注力し、存在感が高まる無印良品。台湾で今、何を実現しようとしているのか
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無印良品の台湾進出から20年近く。今またその存在感が高まっている。
コロナ禍の中、500坪以上の旗艦店を台北、台東、高雄、台中各都市にそれぞれオープン。台湾全土では合計58の実店舗、3つのネット店舗を展開するまでになった。
台湾オリジナル商品の開発にも注力し、すでに食品分野では台湾で開発された商品の点数が過半を占める。
無印良品は台湾で今、何を実現しようとしているのか。2021年末に着任した吉田明裕総経理(社長)に話を聞き、その最前線に迫った。

台湾無印に起きたドラスティックな変化

無印良品が台湾で1店舗目を開いたのが2004年。それから現在に至るまで、主に日本のブランドが出店するようなデパートや商業施設の中に売り場を展開してきた。

台湾メーカーにはなかなかない“気の利いたちょうど良さ”が心地よく、ただ、同じ商品でも日本で買うよりずっと割高にはなる。台湾暮らしが12年目に突入した筆者にとっては「困ったときには」と頼りにする存在だった。

そんな無印良品の売り場が、このコロナ禍でドラスティックに様変わりしている。

2022年1月、当時台湾で最大面積を誇るフラッグシップ店が大型ショッピングモール「MIRAMAR」内にオープンした店舗が特徴的だ。

目を引くのは、約600坪の店内のうち、50坪を「良品市場」という地産地消専門の売り場に割いていること。

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