メールで相手を不快にする人に不足している言葉 受け取る側の気持ちを考えることが大切だ

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例.アイデアの実現性を指摘するとき

〈悪い〉
〇〇さんの案は、スケジュール面で実現可能とは言えないのでは?
現状のままだと採用は難しいから、見直して。

〈よい〉
報告書の作成、よくがんばったね!←ほめる
ただ、実現するには、スケジュールの面で厳しいかも。←「かも」
見直しておいてもらえるかな?←指摘

〈よい〉
報告書の作成、おつかれさまでした!私には思いつかなかったアイデアに脱帽しました!←ほめる
ぜひ実現させたいので、実現可能性を高めるために、スケジュールを見直してみてほしいです(お願いの絵文字)←指摘+絵文字

〈よい〉
〇〇さんの案を拝見しました!アイデアがものすごく斬新ですね~(にっこり絵文字)←ほめる+絵文字
こういう発想ができるのはすごい!!←ほめる
ただ、実現するには、スケジュールの面で厳しいかも。←指摘+「かも」
現状のままだと採用は難しいかもしれないので、見直してみて!←「かも」
素敵なアイデアなので、実現できるようがんばろう(にっこり絵文字) ←思いやり+絵文字

「思いやり」のひと言の例
▶またお会いできることを楽しみにしています
▶○○さんにアドバイスいただいたおかげです
▶まだまだお寒い折、どうぞご自愛ください
▶よい週末をおすごしください
▶またお会いできる日を楽しみにしております

ほめるときも、指摘するときも、具体的に

生産的なコミュニケーションには「具体的に伝える」ことが肝心です。加えて、ネガティブな内容を伝えるときは「具体的なネクストアクション」をセットで提案しましょう。

次の〈ふつうの例〉も、相手に気持ちは伝わるはずです。ただし、「“どの部分”が“どのように”よかったのか」具体的にほめることを意識すると、さらによいでしょう。

ほめるときに限らず、承認するときや応援するときなども、具体的に伝えるようにしてみてください。相手は「この人は見ていてくれている」「私のことを理解しようとしてくれている」と思い、信頼感が高まります。マネジメントにおいても効果的な伝え方のコツです。

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