出生数80万人割れ!データで見る人口減のヤバさ 「佐賀県規模の人口」が1年で消える事態の背景は?
2022年の日本の出生数は約79万人(速報値)となったが、国立社会保障・人口問題研究所の中位推計(2017年)では出生数が80万人を割るのは2033年の見通しだった。それが10年以上早まってしまった形だ。
夫婦の最終的な平均出生子ども数で見ると、2010年調査以降、2人を下回っているものの、その減少ペースは緩やかだ。
一方、男性の生涯未婚率が30年間で5倍に急上昇するなど未婚化が進んでいる。
「超高齢社会」がやってくる
2025年には、団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)となる「超高齢社会」がやってくる。さらに20年後、2045年の日本は多くの都道府県で高齢者人口比率が4割を超える。
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