仕事のできるいい人ほどハマる「我慢」のワナ 頼りにされる人ほど無意識の我慢に気づかない
能力のある人ほど、無意識の我慢をためている
本当は引き受けたくないけれど、断りにくくて我慢する。もめるのは嫌だし、生意気だと思われたくないから「思い」を抑えて我慢する。このような我慢や抑圧は、それと気づいている分、まだましかもしれません。
問題なのは、我慢に気づいていない我慢です。積極的にやりたいわけじゃない。でも、やってやれないこともない。それならひとつ、やってしまうか……。こういうスタンスでどんどん仕事を引き受けてしまう人は、実は我慢のストレスを無意識のうちにためています。
このようなタイプの人は、そもそも能力の高い人です。頼まれた仕事はそつなくこなす。1時間かかる仕事も、30分で片付けてしまう。普通なら「もう無理です」と音を上げるところを、能力が高いゆえに引き受けられる。そのため、次から次へと仕事をふられ、休む間もなく仕事するはめになった結果、気づかない我慢を蓄積していきます。


















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