受験なんて結局、親ガチャ?
2月25日、26日にいよいよ2023年度東大入試が実施され、そしてこの連載もそろそろスタートして1年になります。
そんな節目の時期なので、今週はいつもと違って、「僕が今、なぜこういう活動をしているのか」について、みなさんに共有させていただきたいと思います。
僕は今、逆転合格した「ドラゴン桜的な東大生」を集め、その子たちの東大合格までの道のりを調べ、それを型化して、全国20校以上の学校に教育プログラムとして提供したり、書籍として出版したり、または直接指導して、次の逆転合格を手伝ったりしています。
そんな中でよく、「受験なんて結局、親ガチャでしょ?」というご意見をいただきます。親ガチャという言葉が流行して久しく、最近では学生も大人も「親の年収や家庭環境・与えられた条件の中で生きていくしかない」という諦観を持っている人が多いように感じられます。
そんな人たちから、
「結局東大生の親だって年収が高い場合が多いし、親ガチャ勝負なんじゃないの?」
「結局社会なんて親ガチャなんだから、努力して自分の人生を変えられる人なんて一握りなんじゃない?」
「西岡さんは逆転合格とかドラゴン桜的な受験を推進するけれど、それにどれくらい意味があるの?」
というご質問をいただくわけです。今日は、そんなご質問に対する回答、「僕が逆転合格・ドラゴン桜を推進する理由」をお話しさせていただきたいと思います。
まずは『ドラゴン桜2』の漫画をご覧ください。これは、桜木先生が「逆転合格の意義」について語っている場面です。
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