東大生100人に聞いた「受験直前の応援ソング」5選 「葛藤、不安、孤独」…受験期のメンタルケアに
まずはやはり王道の曲。ずっと昔から不動の人気を誇っている受験ソング、中島みゆきさんの「ファイト!」です。
多くの世代に愛されるこの曲ですが、今でも東大生に聞くと名前が上がります。いろんな歌手の人がカバー曲を出しているので、中島みゆきさんが歌っている「ファイト!」を聴いていないと言う人も多いのですが、しかし今でも大人気でした。
この曲は、僕も個人的にすごくお世話になったものです。
「闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう」という歌詞があるのですが、僕はこの歌詞にすごく救われました。
偏差値35で東大を目指すと決めたとき、やっぱり僕は多くの人から「そんなことはできない」って言われました。「お前なんかには無理だ」とも言われたし、「夢見てんじゃねえよ」とも言われました。
でもだからこそ、この曲で中島みゆきさんが力強く「ファイト!」と言ってくれるのを聴くと、いまでも涙が出てきます。
「共感できて癒やされる」応援ソング2選
次はSEKAI NO OWARIの「サザンカ」です。
比較的最近の曲で、最近の受験生の多くが聴いていました。「いつだって物語の主人公は笑われる方だ」という歌詞に大いに共感したという受験生がたくさんいました。
この時期の受験生の不安は、「努力しても、努力が無駄になってしまうかもしれない、こんなことをしても無駄になるかもしれない」というものです。そういう不安でいっぱいの中で、この曲はその不安を優しく包み込んでくれるようにエールを送ってくれます。受験生の心情にリンクしている曲だと言えるでしょう。
「直前期の通学電車のなかで泣きながら聞いてた曲。3日に1回くらい聴いて、そのたびに泣いてた」なんて人もいました。みなさんもぜひ聴いてみましょう!
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