シャンシャン渡航まで1カ月弱どんな準備をする? 2月に順豊航空の「チャーター便」で中国へ行く
筆者は1月17日~18日、午前8時台に正門前に到着した。年間パスポートを持っているが、年パス所有者の列は非常に長くなっていたので、当日券購入者の列に並んだ。それでも18日は、シャンシャンの前にたどり着いたのが午前11時15分となり、屋外での観覧に間に合わなかった。そのため19日は午前6時20分に到着して、当日券購入者の列に並び、なんとか屋外で観覧できた。
1月20日は午前5時30分に到着。夜明け前で真っ暗だが、すでに100人以上が並んでいた。周囲の会話を聞いていると、地方から来た人や、首都圏に住んでいても、始発電車では遅いと判断し、前日から上野に泊まったという人もいた。ほとんどの人がレジャーシートや折り畳み式の椅子を持参している。
上野動物園によると、開園した午前9時30分時点で正門前に並んだ人の数は、およそ1450人に上った。
シャンシャン観覧まで4時間待ち
シャンシャンの観覧列に並べる締め切り時刻は通常、午後4時だが、1月20日は午後12時30分に締め切った。シャンシャンが5歳の誕生日を迎えた2022年6月12日は12時に締め切っており、それに匹敵する早さだ。5歳の誕生日は日曜日だったが、今回は平日。待ち時間は最長で4時間以上に達した。
筆者は2回並んだ。1回目は午前10時25分に屋外で観覧。歩き回るシャンシャンを見つめながら、ここでシャンシャンが遊んだり眠ったりする姿を目にすることは、もう二度とないのだと思うと、涙が止まらなくなった。パンダ舎の外に出ると、泣いている人をたくさん見かけた。2回目は3時間32分並び、室内で観覧。シャンシャンは、おいしそうに竹を食べていた。
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