腸活にヨーグルトと納豆食べる人が見逃してる事 花粉症悪化させる「停滞腸」防ぐ2つのポイント

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もしも、体が冷えて腸の動きが鈍くなり、善玉菌が大幅に減ってしまうと、感染症にかかりやすくなるだけではありません。以下のような症状があらわれます。

●便秘がちになり、お肌の調子が悪くなる
●ビタミンが不足し、体にさまざまな不調が起きる
●気分がふさぎこみ、うつになりやすくなる
●大腸に炎症が起き、がんを誘発する

もちろん、これだけではありませんが、真っ先に起きそうな事象を述べてみました。

腸内細菌は、みなさんが思っている以上に、全身の健康に関わっているのです。

腸のぜん動運動は、私たちの意思とは関係なく起こっています。「動け!」と命令をして動かすこともできませんし、腸の中に命令するものがいるわけでもありません。基本的には自律神経が、その動きのカギを握っています。

けれど、私たちが日常生活でちょっと工夫をすれば、自律神経を整えて、その結果としてぜん動運動を促進することはできます。

「腸の停滞」を打破する方法

では、ぜん動運動を促進するには、どんな方法があるのでしょうか。

1つは、物理的な刺激を与えること。腸に軽いねじりを加えたり、あるいは温めることも有効です。

もう1つは、食事です。実は、腸のぜん動運動を促す栄養素があります。ビタミンB群の1つである「パントテン酸」のことで、自律神経を刺激してぜん動運動を促します。レバーや鳥のささみなど、さまざまな食材に含まれますが、腸活という観点で見ればシイタケにはパントテン酸が豊富に含まれ、腸の粘膜にいい作用を与えるビタミンDも豊富ですので、お勧めの食材と言えます。

具体的には、「ぜん動運動の促進+食事の改善」の2本柱とお考えください。

腸活における、食事の改善というと、「ヨーグルトや納豆を食べるといいんですね」という声をよく聞きます。

しかし、残念ながら、みなさんが思っているほど意味はありません。

なぜなら、乳酸菌の9割は胃酸で死んでしまい、腸に届くことはありません。

最近は「生きたまま腸に届く」という商品もよく聞きますが、生きて腸に届いたとしても、私たちの体を通過するだけで、腸に定着することはありません。納豆菌も同様です。

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