ローソン新浪社長、震災対応を語る 「ライフラインを支えるという強い義務感がある」【震災関連速報】

--今後の見通しは。

支援物資は集まってきている。これも経験則で、1週間を超えるとだんだん物資は集まるんですよ。今度は復旧作業で、お店が100%通常営業できる体制を早く作っていくことです。

崩壊した店舗についても、オーナーさんたちに仙台などへ来てもらって、ホテルを用意していく。避難所に行かなくても、ちゃんと宿は用意していつでも仕事ができるように。私たちの仲間ですから加盟店さんたちに安心してもらうため、やれることはやる。今後は、被災地域での店舗の復興が課題になりますが、こればっかりは少し時間がかかるだろうなと思う。

--まだ途中段階ですが、今後に向けた課題があれば。

う~ん。まあこんなに燃料の確保が大変かなあって。被害が広域ですので、連携に手間取ったというか、思った以上に時間がかかっている。中越地震の際はそういう話はなかった。重油も重要で、ベンダー工場で使用する。トラックの軽油、当然ガソリン、あと灯油は暖房のために使う。燃料の大切さを思い知った。まだ終わったわけではないんで、総括もしてませんが、燃料があれば、もっと早く支援ができたのにな、と思います。

あと今回感じたのは、原発が問題ゆえに大変悩ましかったのが、相馬やいわきみたいに離れたところでどんどんお客さんたちがいなくなったり、街の灯がどんどん消えたりするわけですね。こわいから、と物流も行かなくなる。実は風評被害なんです。この対応をいまやっている。

加盟店の人たちの中には、地元のお客さんは出ていかない、と言う人たちもいる。「買い物ができるように、ぜひとも、お店をやるんだ」とおっしゃっている。30キロ圏を超えているから問題はないわけですよ、基本的には。被災もしてないし、30キロ以内でもない、エアポケット。そこに対する支援が大切で、まさにいま、それを算段している。これもオーナーさんの力ですね。地元のお客さんにモノが全然届かないんですよ。それをあえて届けるように、トラックを仕立てたりして、がんばっている現地の人たちに、安心を提供したい。

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