ローソン新浪社長、震災対応を語る 「ライフラインを支えるという強い義務感がある」【震災関連速報】

--結局はトラック運転手の確保でしょうか。

そうですね。それはやはり説得して、30キロ(圏外)なんだから、ぜひ行ってくれとか。われわれのスーパーバイザーもちゃんとフォローしますから、と。あなただけ行ってくれ、じゃなくてわれわれも全部やります、加盟店もやります、と。原発の問題が起こるのは特殊ですからね。でも、われわれ自身の役割として大変重要だと思う。

あとやはり、地元のオーナーさんの強い意識(を再確認した)。コンビニのオーナーさんってすごいな、と思ったのは、地元をいかに守るかとか、他チェーンさんは知りませんけど、私たちは少なくとも地元密着なんですね。社員もそうなっている。「おれたちはこの地元を守るんだ」と。「やれ」と指示していないんですよ。「自分たちでやりたいから、モノを回してくれ」と言ってくる。

--絆が深まりましたね。

そうですよね。加盟店だから、一緒になって本部とやっていこうという。こういうものがあって、コンビニエンス・ローソン、地元のライフラインになっていっているんだなあと。ライフラインを支えるという強い義務感を持っていると思いました。

--業界全体で緊急時対応の共同配送をすると効率的では。

日ごろのコミュニケーションがないので難しいでしょうね。だけど、加盟店とわれわれの信頼感はメチャクチャあるわけ。今回、それがより確認できたわけですよ。だから、彼らがやる、じゃあわれわれもやらなきゃ。これのほうが圧倒的に生産性が高いですよ。

--崩壊した店舗も、何らかの形で営業は復活させたいですね。

そうですね。仮設なり、いろんなことができると思いますよ。加盟店は「絶対やりたい」。だからわれわれをいい意味で突き上げてくると思います。

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • インフレが日本を救う
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 就職四季報プラスワン
  • 仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
三菱重工と日立 「統合」破談から<br>10年 製造立国の岐路

10年前に統合構想が破談になった三菱重工業と日立製作所。その後両社は対照的な道を歩み、2009年に伯仲していた時価総額は今や日立が大きく上回っています。本特集では明暗が分かれた三菱重工と日立を主軸に、製造立国・日本の生きる道を探りました。

東洋経済education×ICT