前澤「月周回計画」ダンサーMiyuが挑戦したいこと 「夢は必ずかなう」バックアップクルーに選ばれて
2022年12月、前澤友作さん(スタートトゥデイ 代表取締役社長)が主催する月周回プロジェクト『dearMoon』に参加する8人のクルーと2人のバックアップメンバーが発表された。
『dearMoon』プロジェクトは、2021年に世界中から参加希望のアーティストを公募。249の国と地域から約100万人の応募があったという。
その倍率はなんと10万倍以上。その中からバックアップクルーの一人となったのが、ダンサーのMiyuさん(25歳)。本プロジェクトで月に向かうアーティストとして、日本人で唯一の参加者となる。
「『dearMoon』は、夢への通過点」と語るMiyuさん。宇宙へ飛び立つ人類初のダンサーとして、本プロジェクトに懸ける思いを聞いた。
うれしさと、少しの悔しさ
ーー月旅行プロジェクト『dearMoon』に応募したきっかけを教えてください。
「アーティストであれば、誰でも無料で応募できる」とウェブで見たのがきっかけです。
もし月に行くことができれば、ダンサーとしての可能性をもっと広げられるかもしれない。そんな思いはありましたが、正直、最初は興味本位でしたね。
ーー月や宇宙への憧れが以前からあったのでしょうか?
私は、自分が知らないことに興味があるんです。
そういう意味で、月や宇宙にはもともと興味はあったのですが、『dearMoon』に参加する前は、どちらも自分からはすごく遠い存在でした。