あのビリギャルが30歳でたどり着いた新境地 小林さやかが「ママの支援」を始めたワケ
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今の自分はリスクをとって何かに挑戦しているだろうか
トレードマークの金髪こそ卒業したものの、エネルギーいっぱいの語り口は、映画で観た“ビリギャル”そのまま。その疲れ知らずの笑顔を引っさげて、現在、小林さんは全国を飛び回り、中高生に向けて「仕事の楽しさ」を語っている。
「これからはロボットが人間の職業をどんどん代行していく時代。今、10代の子どもたちが社会に出ていく頃には、自分で考えてゼロからイチを生み出すような仕事しか残らなくなります。これは、周囲の誰も経験したことがない時代がくるということ。だから、大人たちの言いなりになってちゃダメ。ちゃんと自分で考えて、自分の道を決めなくちゃいけないぞって、そんな話をしているんです」
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働く女性にとっても同じ。親からの助言も、上司からの「こうすべきだ」というアドバイスも、“善意”かもしれないが過去の経験則でしかない。
誰も知らない自分の未来は、自分で決断してつくっていくもの。だが、こうしたメッセージを発信し続ける中で、小林さんはふと疑問にぶち当たった。私はそんなふうに誰かに言えるくらい、何かチャレンジングなことをしているのだろうか、と。