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キャリア・教育 #どうする?日本のIT教育

南場氏「日本の"ガルル型"教育を変えよ!」 「会社員になってから学ぼう」では甘い

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――今の時代、子どもたちはデジタルネーティブになってきています。親は、子どもたちとどのように向き合えばいいでしょうか。

文明はずっと進化し続けていて、そのスピードは一定ではなく、必ず親の理解できないことを、どの時代でも子どもは行っているものです。だから、この時代だけの特別なことではありません。

たとえば、大学の研究室でガルルって、計算機をタイムシェアして使ってた時代があった。そのときの親は、計算機の前に並んで待っている息子や娘のことが理解できない。「なんでそろばん使わないの?」って思っていたと思います。そういう時代もあれば、ものすごく大量の計算がとても短時間にできる時代がやってきて。「いったいそれは何?」「コンピュータ」「コンピュータって何?」「ゼロイチだよ」「ゼロイチ?」というような、親が文明に追いつけないときもあった。このように、テクノロジーの進化や文明の進化というのは、世代間で必ずギャップを生んでいるのです。

――IT教育については、子どもの教育によくないのではないかといったような、批判的なメッセージも見かけます。どうリスクを考えるべきでしょうか。

紙を使わなかったり、手を動かさないのは教育上よくないという話はありますね。ただ、私はその話には気をつけたほうがいいと思っています。根拠がないと思いますから。

家庭の中でスマホやiPadなどのタブレットを使うときは、親と子どもの約束はあってもいいと思います。たとえば、子どもにタブレットを買い与えるとき。事前に1日30分までという約束事をして「その約束を守れるなら買ってあげるよ」と言って、子どもが「守る」と言ったとする。いざ買い与えて、本当に守っているかどうか見ていくのは、家庭の教育でしょう。とてもタブレットを使いたいのに我慢するということも、またいい教育だと思います。

学校でも、たとえばタブレットを使いたいのに、苦手な算数の話を聞いてなければいけないということがある。そうして我慢して聞くということも教育なんだと思います。

ちなみに私は学校の校則はあまり守る子ではありませんでしたね。でも、家のルールはきちんと守っていました。父親が「女子に教育は必要ない」という人だったから、家で宿題はしませんでしたが、父親の靴磨きは欠かさず行っていました。そういう家庭教育も必要なことだと思っています。

(撮影:梅谷秀司)

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