宅配ピザのマルゲリータを食べ比べ徹底レビュー 香り、ジューシー度、チーズ感、生地…王者は?

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イタリア人にはすでにお気に入りのピザ、行きつけのピッツェリアがあり、ドミノピザが入り込む隙がなかったのではないかと推測する。

日本において宅配ピザは欠かせないフードサービスとなっている。街を歩けば、宅配中のバイクを見かけない日はない。家で待っていればアツアツのピザが届くのだから、なんとも嬉しいサービスである。

宅配ピザの魅力は、その便利さだけではない。それぞれのブランドで、それぞれ味の違いがあり、バリエーションも豊か。飽きないおいしさもウリのひとつといえるだろう。

そこで今回、日本の宅配ピザチェーンのマルゲリータを食べ比べし、それぞれの特徴を確かめてみることにした。なぜマルゲリータなのか? マルゲリータはナポリピザにおいてマリナーラと並んでポピュラーかつシンプルなピザであり、具はモッツァレラチーズとバジルにトマトソースというシンプルなレシピ。シンプルだからこそ味の違いが大きく出るピザでもあり、店の個性も出ると考えレビュー対象とした。

筆者の評価を★の数で記載しておくので参考にしてほしい。★5つで満点だ。

ハーブの香りが際立つドミノピザ

<ドミノピザ>
マルゲリータ Mサイズ ハンドトス
ドミノピザの、マルゲリータ Mサイズ ハンドトス(1980円)。耳までソースがたっぷりと塗られているのが嬉しい。ドミノピザは他店と比べて割引クーポンを多く発行しているので、定価よりお安く購入できることも(筆者撮影)

箱を開封した瞬間に広がるハーブの香りが良い。トマトとトマトソースの酸味が強く、チーズのコクを際立たせているのがわかる。ただ、チーズの存在がトマトテイストに負けている気もする。ドミノピザのマルゲリータはトマト味を楽しむためのマルゲリータと考えていいかもしれない。生地はザラザラとした心地よい食感を楽しませつつ、モチモチとした内部の柔らかさも楽しめるハイクオリティ生地だ。

食べきれず翌日に再加熱すると生地の乾燥度が高まって硬くなるので、筆者はピザに水道水をかけてからオープンで焼いている。

香り: ★★★★
ジューシー度: ★★★
チーズ感: ★★★
生地: ★★★
食べ応え: ★★★
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