異例だった深夜の発表
11月4日、King & Princeのメンバーのうち、岸優太、平野紫耀、神宮寺勇太の3人が来年5月22日をもってグループを脱退、また平野と神宮寺は同日、岸は来秋にジャニーズ事務所を退所することが発表された。残る永瀬廉と髙橋海人は、2人でKing & Princeとして活動を続けていくという。
あまりに突然の、しかも衝撃的な内容の発表に、ファンをはじめとして受け止めきれないというひとも多かったに違いない。そのことは、発表直後からしばらくのあいだ、ツイッターのトレンドが関連ワードでほぼ埋めつくされた様子からも伝わってきた。その波紋はさまざまな反応を呼び起こし、いまも収まっていない。
ジャニーズグループからメンバーが脱退、あるいは退所するというケースは、これまでもあった。だが今回の場合は、いままでにない印象がある。
まず、発表が夜11時という異例の時間だったことがある。普通は、新聞の朝刊などに合わせて発表というパターンが多い。
これに関しては、ジャニーズ事務所の公式発表において「(発表の)準備を進める中で臆測による情報が先行して流れる可能性」があったことを挙げ、さらに当日はグループとしてテレビ朝日『ミュージックステーション』への出演、平野紫耀が主演するTBSドラマ『クロサギ』の放送があったために、それらすべてが終了する夜11時という時間になったとしている。
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