ポンド/円で「200万円」の利益も数日で失った訳 1カ月で100万円の損切りも、投資を続けた2理由
岸田首相がNY証券取引所で「NISAの恒久化が必須」と話すなど、日常的な話題となりつつある資産運用ですが、中には投資に対して「危ないのでは?」「ギャンブルとどう違うの?」などと思っている人もいるはず。
しかし、投資系インフルエンサーのレイチェルさんは「投資をしないことこそが、真のリスクなのです」と、投機で失敗した実体験を明かしつつ、指摘します。
レイチェルさんの書籍『月3万円で3408万円の超安心資産をつくる! 毎月5分のシン・米国株投資術』より一部抜粋、再構成してお届けします。
これからお話しする私の体験談は、できればお伝えしたくない黒歴史。
でも、この体験をしたのは事実だし、この失敗があったからこそ、今の自分があると思っています。私のような失敗は、これから投資を始める人はする必要がありません。反面教師だと思って読んでいただければ幸いです。
たった1カ月で「200万円」が「100万円」に
投資は、正しく行えば確実に資産を増やし、人生を豊かにするものなのです。
「この前、車買ったんだよね」
私が社会人になって1年目の秋ごろ、大学時代の同期生の友人と夕飯を食べていたら、突然彼女が口にしました。
「へぇ、車を……やるねえ。何年ローンで?」
「いや、キャッシュで一括」
「え? 一括? どこにそんなお金があったの?」
私は驚きながら尋ねました。社会人1年目の私たちがいくら堅実に貯めても、現金一括で車を買うだけの余裕があるとは思えません。
「……実は投資で」
友人は短く答えました。これが、私と投資との出会い。
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