LINEを連絡網にすると得られる6つのメリット 保護者会役員の連絡網にメールは不向き
1.この年代だとそもそもLINEの利用率が低いので、ほかの連絡手段と混じらない
LINEで何かメッセージが届いたら、ああ子供会か、とわかるのである。もちろんこれは、人による。もう1人の会長は上の子が高校生なので、家庭内でLINEの利用率が高いからという理由なのだろう。だがそれはそれとして、今度はすべての連絡がLINEでまとまるから便利、というメリットが生まれる。いちばん中途半端なのは、連絡がいろんなツールに均等にまたがっている場合だ。今年の子供会のメンバーは、全体的にあまりLINEの利用率は高くなかった。
2. 既読が付くので、いちいちメール読みました的な返信をしなくても伝達率がわかる
これはけっこう重要なポイントで、メールでの連絡網ではいちいちメールを読んだら読んだと返信してください、というルールが決まっている会もある。これがまだ面倒だし、相互に読みましたメールをやりとりしていると何がどうなってるかわけがわからなくなる。この手間がないだけで、連絡の効率が格段に上がった。また各投稿に対して、今伝達率が何%ぐらいだなというのがわかるので、次の伝達を打つタイミングがわかりやすくなる。
3. 前回の引用が付いてこないので、会話の見通しがよくなる
いつからメールというのはそういうルールになったのか知らないが、返信でメールを返していると、下部にやりとりしたメールの引用が延々続く。一言「わかりました。」と返すだけでメッセージ量が30kbぐらいになってることがある。そこまで過去を引きずっていると、あきらかにその案件に対する集中力が削がれる。シンプルに要件だけをやりとりするのがいちばんいい。
もはやメールの機能が時代遅れなだけ?
4. ズレたタイトルがついて回らない
これもメールの弊害だが、最初に付けたメールのタイトルが延々やりとりの中で返信され、すでにそのテーマの話じゃなくなっているのに最初のタイトルが付いてくるのでわかりにくいという現象を生み出してみる。誰がリテラシーの高い人がどこかでタイトルを書き換えるべきなのだが、まるで毒饅頭のように誰もそこを触りたがらない。
5. 不達がない
これはケータイやスマホ1本の人には関係ないかもしれないが、PCでメーラーやGmailでメールを管理していると、複数のメールアドレスを使い分けることになる。相手方がPCメールの着信拒否をしていると、いちいち送信元のアドレスを選び直して送り直しになるため、相手に伝わるまで3回ぐらいメールを送り直すはめになる。しかもCCしているなかで1人だけ返ってきたりすると、めんどくささが3倍増しになる。一方LINEは同プラットフォーム内での伝達なので、相手の利用端末に関係なく、必ず届く。
6. 流れると困る要件は、ノートに貼れる
グループにはノートという機能があり、トークで流れた内容をコピーして貼っておけるスペースがある。トークは話がどんどん流れていくので、過去の重要な項目を参照するときに見つけづらくなる。あとできっと見返すなという項目は、ノートに貼っておけばいつでも見ることができる。
ざっと見ると、これLINEが優れてるというよりも、メールというシステムがダメダメだということの裏返しにしか過ぎないことがわかる。そう、今となってはもうメールは固定電話並みにレガシーな通信手段であり、進行中の情報を空中戦でやりとりするにはもう向いてないのである。
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