この詩の中でイヌイットたちは生活のこまごましたことについて、あらゆることを心配しています。でも、その心配とは無関係に、人生は驚きと喜びに満ちあふれているのです。この矛盾にこそ、人生の大いなる幸福のヒントがある。この詩はそのことを示唆しています。
J-HOPEは、心配性で怖がりな人として知られています。でも、それなのにAMRYたちから「私たちの希望」「私たちの太陽」と呼ばれる彼は、「夜が明けて太陽が空の屋根の上に昇ってくると 私の心は喜びでいっぱいに」なる人なのではないでしょうか。この詩を読んで私はすぐに、ホビの明るい笑顔が頭に浮かびました。本当にこの世界にこの笑顔があってよかったと、思わずありがたい気持ちにもなります。
実は、いちばん「熱い」人
ホビはメンバーの中でも実は一番熱い人なのでは?と思っていたのですが、先ごろのソロ活動でそれが証明されてしまった感があります。初期のころから、パフォーマンスに対するストイックさは人一倍でした。BTSのダンスの屋台骨になってきたのは彼で、それを成し得たのは、誰よりもパフォーマンスとメンバーに対する熱い情熱があったからこそでしょう。
J-HOPEは、メンバーから「欠点がないのが欠点」とも言われるほど、いつも明るくチームのムードメーカーで、常にメンバー間の調整役に努める配慮の人です。言葉よりも先に、行動で示す人です。そんな彼がファンにとって太陽のような存在であるのは、きっと彼が人生の中で不安にさいなまれながらも、いつでも驚きや喜びを見出す心を忘れない人だからでしょう。私たちはそんな彼を通して、人生の幸福に触れることができるのです。
(構成:能井聡子)
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