今「収入がアップしている人」が勉強していること お金持ちがお金持ちなのに勉強しているワケ

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「誰かのため」に勉強するといっても、そのような「目的」がないという人がほとんどではないでしょうか。そこで、勉強の「目的」が簡単に見つかる方法をお伝えします。「周りの人に喜んでもらえることは何だろう?」と想像して、それを実際にやってみてください。

「じわっと感じる幸せ」が長続きのコツ

例えば、自分の業種に関係するニュースを継続的に追うだけでなく、文献を読み、知識を深めます。その知識をPowerPoint やExcel にまとめて、社内の定例会議などで仲間と知識を共有したらどうでしょう。きっとチームのメンバーに喜ばれますよね。

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その資料が好評なら、こっそり役員会議で使われて「調査能力すごい」「資料が見やすいね」など、知らず知らずのうちに評価されることだってあります。この瞬間、派手さはないけれど、幸せをじわっと感じることができます。

このような経験をすると、勉強を無理なく続けられます。この「じわっと感じる幸せ」には中毒性があり、一度味わうと勉強のサイクルが習慣化されていきます。これこそが勉強を長続きさせる秘訣なのです。

勉強を継続していれば、評価されるステージも少しずつ大きくなります。高く評価され続ければ、自然と報酬もついてきます。勉強に取り掛かる前に、まずは小さな「目的」を見つけるところから始めてみてください。

馬渕 磨理子 日本金融経済研究所 代表理事、大阪公立大学 客員准教授

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Mariko Mabuchi

京都大学公共政策大学院 修士課程を修了。トレーダーとして法人のファンド運用を担う。その後、金融メディアのシニアアナリストを経て、現在は、一般社団法人日本金融経済研究所 代表理事として企業価値向上の研究を大学と共同研究している。イー・ギャランティ社外取締役。ファーストロジック社外取締役。国会 衆議院議員 財務金融委員会で参考人として意見陳述し、事業性融資の法案可決に寄与。フジテレビ「LiveNewsα」、読売テレビ「ウェークアップ」レギュラー出演中。著書に『馬渕磨理子の金融・経済ノート』(東急エージェンシー)など。

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