仕事のできる人「会った瞬間の3秒」を重視する訳 「相手を巻き込むあいさつ」で第一印象を上げる

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できる人は「話を聞いた人たちを考えさせる」ような情報を会話に盛り込むことで、相手を巻き込んでいます(写真:mits/PIXTA)
日本人は働きすぎだと言われます。残業が多く、労働生産性が低いことが問題とされています。近年になり、ワークライフバランスの観点から仕事の生産性を上げて残業時間を減らそうとする動きがありますが、具体的にどうすればいいのか明確な出口は見つかっていません。
「日本的な働き方の常識を捨てない限り、仕事の効率化は進まないでしょう」というのは外資系金融のゴールドマン・サックス等でトップセールスマンとして活躍した宮本剛獅氏です。
「私は多くの優秀なビジネスマンと接する機会を得ましたが、仕事ができる人ほど残業とは無縁の働き方でした」。優秀な彼らの仕事のやり方を「超一流の仕事術」と定義し、新刊『1%の超一流が実践している仕事のシン哲学』にまとめた宮本氏が、残業ゼロで成果倍増の仕事術を3回にわたり解説します(2回目)。
1回目:仕事ができる人ほど「メール返信が早い」は本当か

自己紹介は「私はこんな人間です」と相手に伝えることが目的ですが、超一流は、それを唯一の目的にしていません。自己紹介によって、新たな人間関係が生まれることを意識しています。

「私はA大学を卒業して、今はBという会社で働いています。よろしくお願いします」

これが仕事ができない人の典型的な自己紹介です。出身大学や在籍する会社を語るだけでは、どんな人物なのか、相手に伝えることはできません。これでは自己紹介の本来の目的すら果たしていませんが、じつは日本人にもっとも多いのがこのパターンです。

できる人は過去や現在を語らない

それなりに仕事ができる人は、経歴だけでなく、自分を知ってもらうための情報を付け加えます。

「現在、C市に住んでいて、小学5年の女の子と、中学2年の男の子がいます。ゴルフが趣味で、ハンデは15です。今度ぜひ、ご一緒してください」

自分の情報を具体的に出して、相手にわかりやすく伝えようとしています。これでも悪くはありません、超一流は「話を聞いた人たちを考えさせる」ような情報を盛り込むことで、相手を巻き込んでいます。

超一流の場合は、「現在、C市に住んでいて、小学5年の女の子と、中学2年の男の子がいます」の後に、こんな話を続けます。

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