食材を腐らせる人は冷蔵庫の使い方がなってない 手早く取り出せて、食材を使い切れる必勝テク

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冷蔵庫に食材を入れる主婦
食材を余らせて傷めたり、腐らせたりしないために冷蔵庫をうまく活用しましょう(写真:Graphs/PIXTA)
料理を楽しく簡単につくるためにはどうしたらいいでしょうか?
『わたしも家族も笑顔にする 幸せキッチン』の著者、遠藤早智さんは「料理のダンドリが大事」と説きます。本書より料理のダンドリを左右する要素の1つである冷蔵庫の食材管理についてのパートを一部抜粋、再構成してお届けします。

冷蔵庫の開閉時間を短くする! シンプルトレー活用法

帰宅して冷蔵庫を開けたら、無造作に入れた食材がゴチャゴチャしていて憂うつになった、そんな経験はありませんか?

献立・買い物・調理のダンドリは整っていても、意外と見落としがちなのが「冷蔵庫の食材管理」です。冷蔵庫の食材管理ができていないと、料理をラクに快適に行うことはできません。

快適に調理をするためには、使う食材を冷蔵庫から手早く取り出せるようにしておくことがとても大切です。冷蔵庫の中が散らかっていたり、整理されていなかったりすると、食材を探すことからはじめなくてはなりません。料理を作る際に食材を1つひとつ探していたら、それだけで時間のロスが生まれます。

そういった時間を大幅に削減するために、私がお勧めするのがトレーの活用です。買ってきた食材を冷蔵庫に入れる前に、メニューごとに食材をまとめ、1つのトレーにのせるのです。

たとえば、カレーを作る場合は、ジャガイモ、人参、たまねぎ、豚肉を一つのトレーに入れておきます。そして、調理の時間になったら、さっと取り出すのです。そうすると、冷蔵庫のドアを開けてから3秒以内に食材を取り出せるようになり、時短料理ができるようになります。

トレーは、衛生面で優れているステンレスのトレーを使うことをお勧めします。

野菜がしなびているのを見て、料理を作る気がなくなってしまったことはありませんか? 料理の悩みの1つに、「野菜を腐らせてしまうこと」があります。

私自身も、以前は野菜室の奥のほうに葉物を入れてしまい、調理中に傷んでいることに気づいたり、てっきり使い切ったとおもっていたキュウリが冷蔵庫の奥のほうから出てきてムダにしてしまい落ち込んだりしたことが何度もあります。

そもそも、こういったことが起きるのは、大抵の冷蔵庫は野菜室がいちばん下に設置されているため、食材を取り出しづらく、また何が保管されているのかが見えにくいからです。

次ページ野菜は見やすい所に配置し、食品ロスを防ぐ
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