スポーツは、やはりネット中継するべきだ

サーフィン大会は世界で620万人が視聴

プロサーファーのガブリエル・メディナ (写真:Kirstin Scholtz/Association of Surfing Professionals via The New York Times)

2014年12月、21歳のガブリエル・メディナが、サーフィンの世界チャンピオンを目指してオアフ島のノースショアで勝負していたとき、彼の出身国であるブラジルで何百万人もが釘付けになっていたのはテレビではなかった。タブレットやラップトップPC、そしてスマートフォンだったのだ。

メディナが初めてタイトルを獲得した「ビラボン・パイプ・マスターズ」を、平均で620万人がインターネットの生放送で視聴した。この視聴者数は、2014年のNHL(全米プロアイスホッケーリーグ)スタンレーカップ決勝戦をテレビで視聴した米国人の数を上回るものだった。パイプ・マスターズは、米国のテレビでは一秒たりとも生放送されず、その代わりにユーチューブでストリーミングされた。

ネットなら、世界中のファンにアピールできる

WSL(ワールドサーフリーグ)CEOのポール・スピーカーは、「一般的なテレビとは直接的な関係を結びにくかった」と言う。「サーフィンはグローバルなスポーツで、つねに時差の問題がついて回る。それに、スウェル(うねり)が来るのを待っていなければならない」。つまり、サーフィンの試合を始めるには、波の状態が良くなるのを待つ必要があるということだ。「だから、ほかのスポーツのように開始時間と終了時間を決められない」。

次ページサーフ界の成功に続け!
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 湯浅卓「トランプ政権の真実」
  • 埼玉のナゾ
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
『会社四季報』最新号から厳選<br>伸びる会社を探せ!

6月18日発売の『会社四季報』3集夏号で、3700社を超える上場企業から収益力の高い企業を掘り起こす。独自予想データを基にしたランキングは、連続増益、会社計画との乖離率、最高益更新率、連続増配、ネットキャッシュなど6テーマ。