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オープンハウスが関西のシェア拡大を急ぐ理由 売上高1兆円に向け、戸建て販売を軸に急成長

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売上高1兆円超えを目指すオープンハウスが、関西圏で攻勢を強めている。

オープンハウス西宮営業センターの外観
7月に開設した兵庫の西宮営業センターは市役所の目の前にある

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急速な成長でスーパーゼネコンの売り上げ規模に迫るのが、新興住宅ビルダーのオープンハウスグループだ。

同社は、新築マンションの開発・販売や、賃貸ビル・賃貸マンションのリノベーションなども手がけるが、その収益柱は売り上げの過半を占める戸建て関連の事業だ。

都心部を中心に狭小戸建て住宅を供給することで事業の急成長を遂げている。2021年9月期のオープンハウスの売上高は8105億円、戸建て棟数は1万棟超だった。これを2年間で1兆0500億円、1.2万棟超(いずれも23年9月期の会社計画)にまで拡大する構えだ。

関西圏で攻勢

売上高1兆円超えを目指すオープンハウスが、目下攻勢を強めているのが関西圏だ。21年4月ごろから関西での物件仕入れを本格化させており、販売網の拡大にも余念がない。

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