アカデミー賞獲った女性が語る「日本映画の盲点」 日本の若い人たちはもっと貪欲に生きるべきだ

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また、日本の若い人たちは「人に迷惑をかけない」ということを気にしすぎているような気もします。例えば、海外で映画を学ぶために、会社員やアルバイトをしてお金を貯める、という人がいますが、アルバイトで時間が潰れるのはもったいない。

「いい人」では芸術は生まれない

『嵐を呼ぶ女』(キネマ旬報社)。書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします

金銭的に苦しいのであればそれでいいのですが、多少ご両親に前借りできるぐらいの余裕があるのなら、そこはもっとわがままになるべきだと思います。

「いい人」では芸術は生まれません。

これから映画の世界で活躍したい人は、いい脚本を書いて、お金を募る。そして、投資家が出資をして、作品ができ、それがヒットする。

その流れを作れるように最大限の努力をすべきではないでしょうか。

熊野 雅恵 ライター、行政書士

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くまの まさえ / Masae Kumano

ライター、合同会社インディペンデントフィルム代表社員、阪南大学経済学部非常勤講師、行政書士。早稲田大学法学部卒業。行政書士としてクリエイターや起業家のサポートをする傍ら、映画、電子書籍の企画・製作にも関わる。

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