ANAとJAL「日本で乗り継ぐ外国人」で稼ぐ懐事情 海外の航空会社は国際線の供給量回復に苦戦

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業績が回復基調にあるANAとJALの旅客機
ANAとJALの第1四半期決算は、両社の想定を上回る滑り出しとなった(撮影:尾形文繁)

「国際線は計画対比で非常に好調」

8月初めに開催された決算会見で日本航空(JAL)の菊山英樹代表取締役専務執行役員は胸を張った。

ANAホールディングス(以下、ANA)の中堀公博上席執行役員も、決算会見で「(国際線は)旅客が予想より若干多く、第1四半期は想定以上に需給がタイトだったため、計画以上に単価が向上している」と説明した。

国際線が想定外の好調となった要因

コロナ前と比較して、旅客が6割程度回復している国内線ではなく、回復が3割程度で低空飛行が続く国際線が「想定外の好調」となった要因は何か。

6月に1日の入国者制限が1万人から2万人に緩和されたこともあるが、それ以上に国際線の業績に大きく貢献をしたのが、三国間流動だ。

国際線には大きく分けて2つの需要がある。1つ目が出発地と目的地を往来する直行便、2つ目が日本など第三国を経由して2つの目的地を結ぶ三国間流動だ。ANAとJALは、乗り継ぎ外国人の取り込みに成功しているのだ。

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